[目次]
VEGAS Proでファイル形式をmp4で出力する方法
VEGAS Proで編集が完了したプロジェクトからmp4形式の動画ファイルとして出力する方法を解説します。
出力形式を設定する
VEGAS Proで編集が完了したプロジェクトを使用し動画ファイルとして出力していきます。
ここでは、動画のファイル形式として主流のmp4形式で出力するための設定を行います。
プロジェクトの保存
出力作業を開始する前に事前にプロジェクトを保存します。
念のため保存しておくことで、不測の事態が発生しても大丈夫なよう対策しておきましょう。
「名前を付けてレンダリング」を選択する
プロジェクトの保存が完了したらメニューバーの「ファイル」メニューから「名前を付けてレンダリング...」を選択します。
「名前を付けてレンダリング」ダイアログボックスが表示される
「名前を付けてレンダリング」ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックス内で出力に必要な各種設定を行っていきます。
「フォーマット」を選択する
「フォーマット」では、出力する動画のファイル形式を選択します。
VEGAS Proからmp4形式で出力する以外にもいくつかのフォーマットがあります。
対応フォーマットに関しては「動画編集ソフトVegasとは?Vegasで出来ること・シリーズごとの違いを解説」を参照してください。
テンプレートを選択する
「テンプレート」には、「フォーマット」で選択したファイル形式に対応したテンプレートが一覧表示されます。
動画データの保存先を設定する
最後に出力される映像データの保存先「フォルダ:」、そして「名前」にファイル名を設定します。
デフォルト(初期設定)でファイル名にプロジェクト名が設定されています。
レンダリングを実行し動画データを抽出する
設定が完了したらレンダリングを実行してファイルを出力します。
これにより設定したファイル形式での動画データが生成されます。
出力された動画データを確認する
指定したフォルダーに動画ファイルが出力されています。
これをダブルクリックしてWindowsの標準プレーヤーなどで再生し確認します。
フィルタを利用する
テンプレートを選択するにしても、たくさんの種類があるため選択するのは難しい場合が多いです。
そんな時は、フィルタオプションを利用することで簡単に選ぶことができます。
プロジェクト設定と合ったものを選ぶ
現在編集しているプロジェクトの設定内容と同じ形式で出力したい場合は、選択したフィルタと関連のあるテンプレートがピックアップされます。
お気に入りとして登録する
合わせてテンプレート名の頭の「☆」をクリックすることでお気に入りに登録することが可能です。
よく利用するテンプレートは「お気に入り」に登録しておくと便利です。
出力設定のカスタマイズ
動画ファイルの出力設定時に選択するファイル形式のテンプレートは、設定内容のカスタマイズが可能です。
ここからはテンプレートのカスタマイズ方法を解説します。
「カスタム設定」の設定画面内容は、選択するテンプレートにより異なります。
カスタム設定の「ビデオ」タブでは、解像度やフレームレートなど映像に関連した形式をカスタマイズすることが可能です。
「オーディオ」タブ
オーディオ設定タブでは、オーディオ関連の設定をカスタマイズすることが可能です。
「システム」タブ
利用している動画ファイルシステムの名称が確認することが可能です。
「プロジェクト」タブ
ビデオレンダリング時の画質などを変更することが可能です。